
皆様こんにちは。
今回から少し趣向を変えて全5回シリーズのコラムを配信していこうと考えております。
テーマは研修効果にお困りの皆様が最も気にされる「受講者様の変容」です。
記念すべきシリーズ1作目のタイトルは「気づく力」となります。
日常を何気なく過ごしているとつい見過ごしがちな小さな違和感や問題。
SDGsのような世界で解決すべき大きな問題もありますが、ENAGEEDは
まず身の回りの当たり前から「違和感や問題」に気づくことで、
普段気づけない問題を【 見つけられる体験 】をする事ができます。
では、この【 見つけられる体験 】を研修の中でどう生み出していくのでしょうか。
それは、ファシリテーターが受講者との間に立てる「正解のない問い」に秘密があります。
例えば大学入試の数学のように、「答えのある問い」はその解き方、手法や考え方が存在しますが、
組織や世界で発生する問題には決まった解決方法もなければ、そこにたどり着く道筋も無数にあります。
どのような「問い」を設定するかがとても大切で、「組織の問題は?」
のような問いですと、今顕在化している問題をピックアップするだけの思考になりがちです。
前述しました通り、 ENAGEEDの研修プログラムは「当たり前から違和感・問題に気づく」
ことができます。
・なぜそこに違和感や問題を感じたのか?
・そこにどんな感情が生まれていたのか?
・もっとどうなったら理想なのか?
・もっとどうなったら理想なのか?
・他人も同じように考えるのか?
こういった問いをファシリテーターと共に立てることで
こういった問いをファシリテーターと共に立てることで
普段は言語化していない自分自身の「価値観」「経験」「考え」を
棚卸しして、それをグループで共有していきます。
棚卸しして、それをグループで共有していきます。
「自分の感じていた違和感は他の人も同様に思っていたんだ」
「自分のアイディアはチームの価値につながるかもしれない」
「こういう発言も受け入れられるんだ」
受講者様はこういった「やってみたらできた」という体験と、
正解のない問いを繰り返し、アウトプットしていくことで、普段気づけない問題を見つけられるようになります。
これこそが「気づく力」です。
身の回りの不満や不具合を「当たり前」ではなく「解決できるかもしれない問題」だと捉える感覚。
見つけた問題はやってみたら解決できるんだという体験。
そして。
このヒトの持つ感覚「気づく力」によって変容した受講者様は
次に違和感や問題を【 価値 】に変える事ができるようになります。
どうやって価値に変えるかは、次回のお楽しみとさせてください。
ENAGEEDでは「違和感や問題」は【 価値の原石 】と呼んでいます。

それでは次回、「Scene2_発案する力」でお会いしましょう。
お読みいただきありがとうございます。