シュア・ジャパン株式会社様は1925年アメリカにて創業、マイクロホンを始めとした音響機器分野において世界トップのシェアを誇ります。東京に営業・マーケティング拠点を開設されたのは2006年、以来日本におけるブランドの地位を順調に確立されています。今回はシニア人事マネージャーの清水猛司様、人事総務アシスタントマネージャーの山田由美子様にお話を伺いました。
イベントで、社員の皆さんの雰囲気がいいと感じました
ーエナジードを知ったきっかけを教えて下さい。
「当社も出展していた大阪でのHR系のイベントで知りました。情報収集も兼ね、年に2回ほどイベントには出展・参加しています。エナジードのブースの前を通った時、まず社員の皆さんの雰囲気がいいと感じました。対応してくださった研修講師の印象がよく、見せてもらったテキストも魅力的でした。よく練られたページのコピーはメッセージ性が強く、参加者が協働で考えるように作られており、もっと知りたいと思いました。そのあと秋葉原で実施された『ENAGEED for Biz』プログラムの体験会に参加したのですが非常に面白く、『研修は硬い』というイメージを覆えされ、これは導入したいと感じました」
拡大期の課題ーエナジードでチームビルディングを
ー御社の社員研修の体制を教えて下さい。
「東京に拠点を開設して13年、当社は社員数が順調に増えており、毎月どこかの部署で入社がある状態です。入社後の研修時間はおよそ40時間、そのあとも内制の研修、加えて英語のトレーニングを始めとしたポータブルスキルが身につくようなオンライン・オフラインのプログラムも社員の希望で受けられます。自社内で行うもののみならず、外部のプログラムも必要に応じ受けられます。毎年なにかひとつ新しいものに取り組もうと、人事部としても力を入れているところです」
チームビルディング支援のヒントが欲しい
ーエナジードで解決したいとお考えだった課題はなんでしょうか。
「新しいメンバーが増えていることに加え、多様な社員が在籍するグローバル企業である社の現状に、人事部門は常に新しい情報を以って対応していかなくてはなりません。さまざまな立場の社員がどういったキャリアパスを考えているのか、上司はそれに対しどう助言をすればいいのか、描いたキャリアパス実現のために人事部はどういったトレーニングを用意すればいいのか、チームビルディングの支援のヒントが欲しいと感じていました。これらは日本拠点だけではなく、シュア全体の課題でもあります。研修プログラムの社員の利用率を上げることも現在の課題です。意欲的にスキルアップに取り組む社員が増えることで、社内エンゲージメントも上がると考えています。エナジードの社員の主体性を養うというコンセプトに着目したのはそういった事情からです」
会社が持っているいろいろなものが見えました
ーエナジードによって得られた成果はなんでしょうか。
「エナジードはチームビルディングのアクティビティとして行うこととし、全社員が参加しました。テキストにあるキャッチコピーから参加者が協働し課題を発見、解決イメージを膨らませていく研修は、改善点や課題を他部署と共有し、前職の経験や自身の知識・スキルを活かし解決すること、また疑問に思ったことを発言し続ける意欲と環境づくりに役立つと感じました。わたしたち人事部は会社が持っているいろいろなものが見え、参加した社員は知らなかった他部門の業務を知ることができ、自部門の課題を共有することができました。
ーこの先御社が目指すものはなんでしょうか。
「社員がキャリアパスを明確に描けるような支援をさらに続けていかなくてはと考えています。 英語や、テクノロジーのスキル、時代にあったアプリケーションツールについて学ぶことは社の現状を改善することに役立つとともに、経験した社員のスキルになります。また学習する意欲を保つことは、自分と会社を長期的に成長させます。継続することに意義があります。1回目の研修を終えたあと、社員全員が自分の目標を表明しました。個々の自主性をさらに活かせる環境を今回の経験を基に作っていきたいですね」
ー本日はありがとうございました。
シュア・ジャパン株式会社
創業 1925年(本社:アメリカ)
主力商品 マイクロホン、ワイヤレス・システム等
所在地 東京都港区虎ノ門4−3−1 城山トラストタワー35F
URL https://www.shure.co.jp
※データは2019年8月のものです
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