教育関係者様向け

古河市教育委員会の研修で講義致しました

2016.07.20

このたび、茨城県古河市の教員経験3年未満の先生方80名が集まる研修会に参加させていただきました。
今回の議題は「次世代に求められるスキルと考え方」。
「2020年の入試改革後に求められる力」となる、「思考力・表現力・判断力」を子供が身につける為に、時代背景と学習対策を学ぶという内容で、模擬学習を行ったり、学校生活への活用方法などについて議論致しました。

次世代の子ども達に求められる力はもちろん、今後教員が求められる力についても講義したところ、先生方から大きな反響をいただきました。
 
「自分が思いもよらなかった、目からウロコの考え方」
「教員はいつの時も、子ども達に無限の可能性を伝える存在でなくてはならないと改めて学んだ」

「多くの仕事がロボットに替わる」 「これからは主体的な教育こそ重要」
このようなことが声高に叫ばれていますが、では「どうするべきか」 「教員はどう在るべきか」

残念ながら、そういった本質的なところまでは議論されていないのが現実です。

「子ども達に未来のビジョンを明確に持たせるために必要な教員の手立て」や「子ども達に求められている力を身につけさせる方法」を知りたい等といった、先生方から溢れ出る不安や悩みを今回の講義で改めて実感しました。

そういった不透明な部分をエナジードが明確に提示するとともに、子ども達の可能性を広げる喜びを、先生方がより実感できるようサポートさせていただくことが、私たちの使命と再認識いたしました。

しかし講義の終盤では、こういった声も。

「これからの子ども達に求められる能力の必要性を、教員側もあまり理解できていなかったが、講義によってそういった部分がよりクリアになり、ただ教えるだけではなく、子ども達の内に秘めているアイデアを引き出すような取り組み(発問や、声がけ)をし、主体的に学ばせることで、未来への可能性を伝えていくべき」という力強い意思も伺うことができました。

また、「係活動を振り返り、課題を見つけて二学期の活動変革を求めたい(4年生担任)」 「授業の中で一方的に話す時間を削減し、生徒が自ら考える時間を増やす(中学2年生担任)」といった即実践の声も挙がり、この講義を明日にでも子ども達に対して活かしていただけると思うと、胸が熱くなりました。

アンケートでは、今回使用した教科書以降の研修会も開いてほしいというご要望も多数いただき、大変光栄に思います。

末筆ではございますが、「現場の声」を伺える数少ない場に呼んでいただいた古河市教育委員会の平井様、誠にありがとうございました。