秋の気候に変わってきた今日この頃、中高生が熱くなるプレゼン大会、
ENAGEED SUMMIT2022が今年も校内選考の時期を迎えました。
2022年は全国から約4,500名の生徒が応募をしてくださり、年々盛り上がりをみせています。
またENAGEED
SUMMITでは、その頂点に輝くべく、4つの選考ステップを設けています。
<レポート目次>
今回お伺いしたのは、神奈川県にある捜真女学校中学部・高等学部です。
ENAGEED
SUMMITへのエントリーは今年で3年目となり、2020年には社長賞に輝いた生徒も輩出されました。
お話をいただきました。
森川先生には、
- なぜENAGEEDSUMMITに参加しようと思ったのか
- 校内選考はどのように実施しているのか
まずは、なぜそもそもENAGEED SUMMITに参加しようと思ったのかを伺うと、エントリーの背景には次のような想いがありました。
1つ目は、外部の方から評価されるという点です。
学校にいる生徒は、親や先生から何かしら評価されることは多々あると思いますが、外部の全く知らない人から
「君のやっていることは素晴らしいよ」と声をかけてもらえる、評価されるという経験をした生徒は多くないはずです。
しかし、これが1番生徒に自信を与え、次の一歩を踏み出す原動力に繋がると確信しています。
2つ目に、多くの中学生・高校生が参加しているということです。
今年は約4,500名の生徒が参加しますが、それだけ多くの全国の中学生・高校生の中でどこまでチャレンジすることができるのか、
これにチャレンジするよい機会だと思っています。
といただきました。
この2つの観点からENAGEEDSUMMIT2022にエントリーされて3年。
では、3年経ったいま、どのように校内選考を行っているのでしょうか?
校内選考は、以下の概要で実施されていました。
- 開催日:9月13日(火) 09:20~10:05
- 主催者:捜真女学校中学部・高等学部
- 目的 :校内選考を行い、1次選考へ選出する生徒を決めるため
- 参加者:140名
-
実施方法:
- 生徒は1チーム4名を上限としてチームを組む
-
パワーポイントにて発表スライドをまとめ、
各チーム事前に発表内容を3分にまとめ動画で撮影 - 動画をクラスごとに1チームずつ流し、生徒同士で審査を行う
- 審査シートは先生が生徒へ配布
タブレットの使用に慣れている生徒が多く、今年は初めて校内選考の段階から各チーム動画撮影必須としたそうです。
もちろん、大変なことは多々あったとのことですが、ENAGEED
SUMMITには敗れてしまったとしても、
多くの生徒に自分が発表した機会を記録し自分の発表について振り返ってほしいという想いから、
このスタイルを初めて導入されたとのことです。
そのため、上記写真からもわかる通り、校内選考当日は生徒がリアルで発表するというスタイルではなく、
本番さながらの動画審査が実施されました。
また、審査シートも学校オリジナルで作成されています!
また今回は特別に校内選考実施後にENAGEED SUMMIT2022に参加してみた感想をインタビューさせていただきました!
校内選考は、以下の概要で実施されていました。
- 校内選考に向けた準備の中で大変だった点
- 他の生徒の発表を聞いて思ったこと、感じたこと
どちらの質問も、初めてENAGEED SUMMITにエントリーしていただく学校に多い質問です。
-
校内選考に向けた準備の中で、大変だった点はありますか?
-
問題に対しての具体的なアイデアを考えることが難しかったです。
特に問題の原因がわからない場合、またわかったとしてもどのように解決すればいいか
わからない場合、 私たちのグループでは、インタビューにいくことでヒントをもらい、
そこからアイデアを考えることができました。
このプロセスを踏んだことで、よりENAGEED教材の3つの力の大切さが分かりました。 -
他の生徒の発表を聞いて、思ったこと、感じたことはありますか?
-
いつも生活をするうえで、身近な場所での不便さはあまり感じることはありませんでしたが、
いざみんなの発表を聞くと、自分の身の回りには不便だと感じることが多く、
単純に自分がその不便さに順応しているだけだと気づきました。
そのうえでまだまだ自分でもできることがあるんだなと思いました。
上記質問に答えてくれたのは、今回エントリーしてくれた生徒の一部ですが、
取材時には本当に多くの生徒から嬉しい声をもらいました。
インタビューに回答してくれたみなさん、ありがとうございました!
また森川先生のご好意で、当時高校1年生でENAGEED
SUMMIT2020社長賞受賞のYさんから、
未来のENAGEED
SUMMIT出場者に向けて、
応援メッセージをいただくことができました。(当時の発表の様子はこちら)
『当時、ENAGEED
SUMMITに参加したことはよく覚えており、最終審査に勝ち進んだ方の発表も今でも頭の片隅に残っています。
この経験をきっかけとして、身近なところだけでなく、IT関係や色々な方向に興味を持つことができたし、
何より全国の同年代の人の発表を聞くことで、自分を成長させてくれたと思っています。
このような大会に参加できること自体がいい経験になるはずなので、楽しんで参加してみてほしいです。』
あれから2年。
時の流れは早く既に大人びている様子でしたが、ENAGEED
SUMMITへの出場経験もあり、
専門分野を限定せずあらゆることを学習することのできる大学に進学希望されているとのことです。
大学進学後のご活躍も楽しみですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
捜真女学校の皆さん、貴重なお話しありがとうございました!
まずは校内選考、そして1次選考通過を目指して頑張ってください!